「赤毛のアン」 プリンスエドワード島の思い出

私の好きな物

今日はやりたい事がいっぱいあったけど、NHK「アンという名の少女3」の最後の2話をずっと観れていなかったので観てみることに。

赤毛のアンが大好きな私としては、ストーリーは随分とオリジナルだったけどアン役のエイミーベス・マクナルティは可愛らしく、アンのイメージにぴったり。

シーズン1からずっと見てきた私、何でもそうだけど最終回を迎える時はちょっと寂しい。

本日はそんな私の赤毛のアン好きについて、プリンスエドワード島へ行った思い出も振り返りつつ、「赤毛のアン」についていろいろお話します。

 

赤毛のアンとの出逢い

私の年代だったら、きっと世界名作劇場(私の中ではカルピス劇場)で「赤毛のアン」と出逢ったという人は多いはず。私もその1人で、最初はアニメから入り、後に原作の赤毛のアンシリーズは全巻読みました。

テレビ放送されていたのは1979年、私が10歳から11歳の頃。物心がついた頃からこのカルピス劇場を観ていた記憶があるけれど、恐らく母が毎週楽しみにしていたんだと思う。

カルピス劇場で放送されていた「赤毛のアン」は原作の中でも最も楽しい巻で、原作ではその後戦争の影が色濃くなり、だんだんと楽しさは薄れていった記憶があります。

当時小学生だった私はアンの想像力に加え、癇癪持ちなところもとても魅力的でした。私自身も癇癪持ちだとよく親に言われましたが、アンが少しずつ分別を覚えて行く姿に自分を重ねていたのかも知れません。

「アルプスの少女ハイジ」も大好きだったし、「フランダースの犬」だってもちろん観てました。「フランダースの犬」はさすがに子ども心にも悲しすぎたので、再放送されていても絶対に観ないと決めているけれど。

ハイジがおじいさんと暮らしていたアルプスの山や、あのとろけるチーズに心からの憧れを持っていたけれど、大きくなってから訪れてみたいと強く思ったのは「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島だった。

自分の中ではハイジもアンも同じくらいに大好きなのに、どこが違うのかはよく分からない。

プリンスエドワード島

もう30年近くも前のこと。念願叶ってプリンスエドワード島へ行きました。プリンスエドワード島へ行く日本人のほとんどは「赤毛のアン」が好きな人ばかり。グリーンゲイブルズに観光に行った時も日本人しか居なかったしね。

というのも、当時は「赤毛のアン」自体がカナダではそんなに有名ではないと聞かされて驚いた記憶がある。

私もなかなか夢見がちだったけれど、すっかりアンになりきった麦わら帽子と三つ編みという出で立ち(当時はコスプレという言葉は知らなかった)の日本人を見て、なんだか気恥ずかしかったのを覚えている。

そんな私はあまのじゃくなもんだから、アニメに出てくるいちご水も飲まず終い。理解できないかも知れないけど、なんだか恥ずかしかったんです。

肝心のグリーンゲイブルズは観光客の為の建物なので、もちろんそれっぽく設えてはあるものの、当然だけどアニメで観ていたグリーンゲイブルズとは別物。だけど、人馴れしているロシアンブルーの猫がとても可愛かったのが印象的だった。

私が訪れたのは10月の頭。正直もうすでにとっても寒くて、現地でRootsのスタジャンを買わずにはいられない程。

アニメで描かれているように、プリンスエドワード島の土は赤土で、とても素朴な風景の広がる小さな島です。

私が泊まったのはシャーロットタウンにあるThe Dundee Arms InnというB&B(ベベッド&ブレックファースト・小規模な宿泊施設のこと)。普通のホテルもあったけど、どうしてもB&Bに泊まってみたかった。

カントリー調の建物で、部屋の内装もキルトが飾ってあったりトールペイントの小物が置かれていたりととても可愛らしかった。といっても当時の私はキルトには全く興味が無かったし、トールペイントなんてものは知らりもしない。その後自分がキルトを作るようになり、カントリー調の内装に凝ったりするようになるって知っていたらもう少し違う視点で楽しめたのにと思うと残念。

島に滞在中は毎晩ロブスターを食べに行っていた。溶かしバターと一緒に出てくるけど、私は日本からお醤油(お寿司のパックに入っているあの小袋タイプ)を持参していたので醤油バターに付けて食べていたけど、これは毎日食べても飽きない美味しさ!

ロブスターの大きさによって値段が違うんだけど、いずれにせよ安くはなかったはず。それでも食べずにはいられないくらいに美味しいので絶対食べてみることをお勧めします。

ドラマ「アンという名の少女」の感想

このドラマはめちゃくちゃ現代風の味付けがなされてましたね。

ダイアナのおばさんはレズビアンで友達のコールもジェンダーで悩む少年。このコール役のコリ―君はまた他の作品でも観てみたいと思う。

人種差別に女性の自立や先住民族との問題まで、これでもかっていうくらい様々な要素が詰め込まれていた。

アン役のエイミーベス・マクナルティは正にアンだったけど、ダイアナとギルバートはちょっとどうかなと思う…

しかも最後の最後に驚いたのはマリラがマシュウをと言っていた事。ま、兄でも弟でもいいんだけど、ちょっと違和感を感じたのは確か。

なんにせよ、毎週楽しく観ていたこのドラマ、シーズン3を持って打ち切りなのが残念なところ。オリジナルのドラマだと思えば全然ありだし、やっぱりカントリー調の調度品やお部屋の内装、洋服などが素敵で見所が沢山あったなぁと思う。

 

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

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