子どものクラシックバレエ  お稽古の始め方

家族の話

ブログを始めてもう2ヶ月を過ぎましたが、ようやく目次を作れるようになりました。今までより少し読みやすくなっていたら良いのだけど。それにしても、2ヶ月は掛かり過ぎでしょ(笑) この歩みの遅さ、自分でも笑っちゃいます。

本日は子どものお稽古にクラシックバレエを考えている保護者の方へ向けて、我が家の娘を例にクラシックバレエを始めた年齢やお教室選びのアドバイス、保護者の心構えなどについてお話します。

 

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クラシックバレエは何歳から始めるといい?

我が家の娘は小学校の2年生になってすぐの頃にクラシックバレエを始めました。

お教室には4・5歳くらいの児童もいましたが、小学生になってから始める子どもも少なくありません。

逆に、高学年になってから始めたいというお子さんはあまり見掛けませんでした。小学校に入学後に始めるお子さんが多かったという印象です。

将来的にプロのバレエダンサーを目指すのか、趣味のお稽古とするのかでも違ってくるのかも知れませんが、早くから始めていればプロのバレダンサーに成れるかというとそうでもないようです。

年齢によってレッスン時間の長さは違いますが、そもそも小さなお子さんには集中力の問題もあり、長い時間のレッスンを受けることは難しいでしょう。

そして、もっと大切なのは本人の自覚とやる気です。まずクラシックバレエが好きという気持ちがあるかどうか。同じお稽古でも自発的にレッスンを受けているのと、やらされているのとでは結果は全く違ってきます。

どんなに早くから始めても、本人がその気にならないとなかなか上達もしないもの。早く始めるアドバンテージはほとんど無いと言ってもいいでしょう。

本人がバレエをやってみたい!という気持ちをしっかり認識できるようになる頃から始めるのが一番いいタイミングではないでしょうか。

お教室選びはどうする?

我が家の娘もバレエを始めようと思った時に、候補になったお教室は数か所ありました。週に何回レッスンがあるのか、時間と曜日の兼ね合いや通いやすさ、お月謝も大事なポイントですね。

我が家の場合、徒歩で通えるのが決め手となりましたが、電車に乗ってお教室へ行くお子さんも珍しくありません。

こだわりポイントを明確にして、保護者の負担等も考慮しながらリサーチしてみることをお勧めします。

お教室を選ぶ際に、具体的に知っておくと安心な点をいくつかご紹介します。

先生の指導方針について

娘の通っていたお教室の先生は当時還暦も近い年齢の先生でした。還暦といっても私のような運動不足のおばさんとは全く違い、年齢を全く感じさせない美しい姿と、それでいて少女のような初々しさを感じさせるような、浮世離れ(←褒めてます!)している素敵な先生でした。

先生の下でアシスタントをして下さっていた方達はかつての教え子で、皆バレエで留学を経験していました。

かつては自分の生徒をコンクールに出場させたり、留学をさせたりとかなり本気度の高い先生だったようですが、娘がバレエを始めた頃には先生の指導方針も一転。

バレエのスキルも大切だけど、バレエを通して人を育てるということに重点を置くようになったとのことでした。

私も娘も将来プロを目指してお稽古を始めた訳では無かったので、結果的には充分満足でした。

本気でプロのバレエダンサーを目指したくなったら、その時に先生に相談すれば良いと思います。

お月謝の他に発表会の有無と頻度も確認

毎月のお月謝よりも発表会の有無により出費額が大幅に変わってきます。

娘のお教室は2年に1度の発表会でしたが、毎年発表会をしているお教室もあるでしょう。

お金が掛かるのはもちろんのこと、発表会の前になると発表会用の指導になるため、通常の落ち着いたレッスンが出来ない場合があります。発表会に向けた準備は数カ月前から始まるため、親子ともに忙しくなるため、2年に1度の発表会はちょうど良かったです。

 

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保護者の心構え

バレエは徒歩で通えるお教室、電車に乗って通うお教室、いずれの場合でも荷物が多くないので子ども1人で行かせることも可能です。

保護者が忙しくなるのは発表会の時です。

せっかくの発表会では、我が子のステージは観れても、全体を通してゆっくり鑑賞することは出来ません。

保護者は楽屋で子どもの衣装替えのお手伝いや受付に、楽屋袖での誘導など沢山の仕事があるからです。

ですが、発表会を無事に終えると一緒に舞台を作り終えたという達成感も味わうことが出来たりと、子どもとの一体感を得られてとてもいい思い出になります。

バレエに限りませんが、親は子どもの将来の可能性を奪いがちです。

お教室によると思いますが、親が見学できたりする場合もあるでしょう。自分の子どもを他の子どもと比べたりしたくなりますが、本人が好きで楽しんでいるのであれば、ずっと続けさせてみて欲しいと思います。

大切なお金と時間を使っているので、もっと向いているものがあるんじゃないか?と思いたくなることもあるでしょう。

ですが、本人がやりたいと言って始めたのであれば、辞める時も本人に決めさせてみてはどうでしょう。

もちろん将来プロのダンサーになれなくても、続けていれば大きな学びはあるでしょう。

本人がやり切ったと思う事、その達成感が必ず次に生きていくと思います。

1度始めさせたら保護者は見守るだけです。

最初は親子ともに不安なこともあるかも知れませんが、まずは体験レッスンから始めてみましょう。

 

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

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