悩みと心配はどこが違うの?<前編>

つぶやき

子育てにおいての悩みと心配の違いは?

ママ友から来た1枚の年賀状に気になる1言
「子どもが社会人になっても悩みが尽きません…」
???悩みって一体何だろう?ということで、本日のテーマにしてみました。
本人は何気なく書いただけかも知れないのですが、「心配」ではなく「悩み」という言葉を選んだのには何か深い理由があるのかも知れません。私なりにその理由を考えてみました。

 

 

まずはお友達についてざっくり紹介します。
・子どもが幼稚園に通っていた頃からお付き合いのあるママ友です
・上の子は我が家の26歳、下の子は24歳
・教育熱心でお父さんもお母さんもとても優秀
・子どもは2人とも社会人です

子どもの悩みが尽きないとは?
コロナ禍ということもあり、最近逢うことが少なかったママ友からの年賀状の1言にお正月そうそうハッとしてしまいました。

「社会人になっても悩みが尽きない」とは一体どういう事でしょう?

すぐには言葉の意味が分からず年賀状を穴が開くほど眺めちゃいました。

2人のお子さんがいるので、そのうちの1人について悩んでいるのか、はたまた2人それぞれに悩みがあるのかは分かりません。

いずれにせよ、「悩み」というワードに私は少し違和感を覚えました。

我が家の子どもたちも社会人
子育てはとりあえず終了したといってもいいのかも知れません。
それでも子どもは子ども。

老婆心からつい色々と先読みして、勝手に将来の心配をしたりしてしまいます。

そう!子育ては終わっても、子どもを心配する気持ちに終わりはないですよね。

実際、私の母も私の弟が心配で心配で(何がそんなに?と思うけど)
ちょっとタイミングが悪くて電話が繋がらなかったりするだけでコロナにかかって入院してるんじゃないか?などど本気で私に電話してきたりします。

「いやいやほんとにコロナだったら奥さんから電話くるでしょ?」と思うのですが息子に対しての冷静さは1ミリも持ち合わせていない様子。

私と電話が繋がらなくても決して弟に私の様子を尋ねる電話はしないでしょう。

私の母の場合、心配の99%は息子に向いていますが、私も息子を持つ同じ母親としてよく分かります。

実際、娘からは将来オレオレ詐欺に気を付けるように!と今から言われています。
「私には用意するお金は無くても、お兄ちゃんが困っていたらすぐに銀行行きそう!」だと言っています。
私も母と同じ、配の90%は息子へ向けていると自認しています(笑)

ちょっと話はズレましたが、要するに心配と書かれていたならば
「あー分かる!分かるよー」となったところ
悩みと書かれているもんだから、私が悩んでしまったのです。

我が家の息子は1年半ほど前から一人暮らしをしています。

息子が一人暮らしをすると決めてからは、息子が出ていった後の生活を想像すると寂しさで毎日泣いて暮らすのではないか(ちょっと大げさだけど)と思っていたほどです。
娘はまだ居るのにね。

ところがです、いざ息子が引っ越ししてみると全く寂しくないではありませんか!

うっすらと気付いてはいたものの、自分の情の薄さに改めて驚くとともに、むしろ居ないことによって安心するという不思議な感覚を得ました。

朝、家から出掛けたら夜帰ってくるまで心配ですよね?
でもそもそも家に居ないので帰りを心配する必要がなくなったんです。
おかげで夜もぐっすり眠れます。(笑)
正直これには驚きました。もちろん心配は心配なんですけどね…

こうして改めて考えてみると、私自身、社会人になった子どものことで悩む理由が思いつかないのです。

去年の今頃は娘が管理栄養士の国試に向けてそれなりに勉強をしている時期でした。
勉強嫌いで大学受験で1浪している娘です。
国試に合格できるのか正直不安でしたし、心配でもありました。

息子にしても転職活動が成功することを祈り、ただ見守ることしか出来ません。
これらは私を不安な気持ちにはさせましたが、悩みとは違います。

 

Football, Soccer, Ball, Sport, Field

 

では私は子どもの事で悩んだことがあったかどうか考えてみました。

 

真っ先に思い出すのは子どもたちが勉強をしないことで悩んだ時期はありましたね!
それからお稽古でしょうか?
スポーツをしていましたが、他の子と比べてしまいどうして上手く出来ないのか、上手くならないのかなどと考えてしまい、自分が自己嫌悪に陥ってしまったこともあります。

今思えば、勉強にしてもスポーツにしても、
親である私が悩んでも仕方がない事なんですけど、
自分の思い通りにならない事が悩みとなるのかも知れません。

皆さんもご存じの通り、親が自分の思い通りの事を子どもにさせるのは不可能ですよね。
この場合、親の理想と現実とのギャップを悩みというのかも知れません
親として子どもに期待するのは当然だし、
子ども自身が全く期待されていないと感じてしまうのも問題です。

この匙加減が悩ましいところではないでしょうか。

ちょっと長くなりそうなので、次回へ続きます…

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

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