映画を観終わった後の感想は小さな声でお願いします

つぶやき

私は映画が好きです。

詳しくはないけど、観るのは好き。

高校生の頃、昔の映画を3本立てで上映している映画館へ毎週のように通っていました。¥1,000-で3本も観れるなんて素敵すぎです。

勉強そっちのけで映画三昧。

あんなに足繫く通って観た映画、あの時の映画鑑賞の経験が今に生きているか?といえば、全くそんなことは無く、映画のストーリーも忘れている始末で、残念すぎる私の記憶力です。

その頃、特に好んで観ていたのはアルフレッド・ヒッチコック監督の作品です。ヒッチコック監督の映画はほとんどが白黒でしたが、ハラハラとドキドキで手に汗握りつつ、ポップコーンも食べながらと忙しく観ていたのを覚えています。

ストーリーはもちろんのこと、私がヒッチコック作品に夢中になったのは女優さんの美しさ。

中でもイングリッド・バーグマングレース・ケリーの2人は私にとっては特別な女優さんです。

そしてジェームズ・スチュアートがまた素敵でした。

今、私が世界1素敵だと思っているモデルのエリカ・リンダ―。彼女もイングリッド・バーグマンと同じスウェーデン出身。

私の美への感性は高校生の時に完成されたのだと思っているのですが、同じスウェーデン出身ということで、私の感じる美はスウェーデンにあるのかな?とも思っています。

 

landscape photo of a gray sandy beach

 

そんな私がときどき拝見しているとっても面白いブログがあります。「映画男のただ文句が言いたくて」さんです。

 

ものすごい数の映画を観ている方で、映画が大好きなんだなぁというのがとても伝わってくるのですが、タイトルにもある通りなかなかの辛口コメントのオンパレード。

これ、たまに真に受けてしまう人もいるみたいなんですけど、映画愛あっての辛口コメントなのをちゃんと忘れないようにすればとても楽しく読めるブログです。

例えば、今話題の「ドライブ・マイ・カー」は100点満点中9点となってました。

この映画の監督である浜口竜介さん。「寝ても覚めても」の監督だったんですね。

私は「ドライブ・マイ・カー」は観ていないし、観る予定もないのですが「寝ても覚めても」はWOWOW で観たことがあります。

出演は東出昌大さんと唐田えりかさん。こちらはなんと100点満点中マイナス500億点ですって。

話題の作品だから・賞を取った作品だからといった理由におもねることなく、点数の理由や感想はどれも納得がいって、しかも面白くてクスっと笑えます。

私の好きな映画もとっても低評価だったりしますが、全然気になりません。

視点が違っているのでなるほどーとなるし、「映画男のただ文句が言いたくて」さんの感想を読んで嫌な気分になることはないのです。

 

Sea, Sky, Clouds, Sunset, Ocean, Evening, Scenic

 

そんな私はコロナ禍ということもあって、最近映画館にあまり足を運んでいません。

最後に観た映画は「鬼滅の刃」無限列車編なので、もう2年以上前ですね。

映画館に足を運ばなくなったのは、実はコロナ禍だけが理由ではありません。

2016年に公開された映画「ムーンライト」を観に行った時のこと。

私は当時、この映画が好きで2度目の観賞でした。

映像がとても美しく、特に海辺のシーンの幻想的な様子が気に入っていました。

私がマハーシャラ・アリを初めて知ったのもこの作品です。

ストーリー自体は難しいことはないのですが、ラストの解釈は観る人によって分かれるところ。

そして予期せぬ事態に遭遇してしまいました。

エンドロール途中で帰ってしまう人もよく見かけますが、私はエンドロールが終わるまで観ている人たちは真の映画ファンだと勝手に思っています。

そんな思い込みがある私、エンドロールが終わり場内が明るくなって立ち上がった次の瞬間のこと。

あのラスト意味分かんない。結局どういうこと?」とよく通る女性の大きな声で感想が聞こえてきました。

一緒に観に来ていた友人に話し掛けていたのだと思うのですが、私はなんとも言えない気持ちになってしまい、せっかく今見終わった映画をこれからゆっくりと反芻しながら帰ろうと思っていたのになぁと悲しい気持ちになったのです。

私のささやかな楽しみを、いきなりぶち壊された感がすごすぎて衝撃でした。

もちろん悪気は無かったと思うけど、せめてもう少し小さな声で、そして映画館を出てからゆっくり感想を述べあってもいいんじゃない?

私は基本映画館へは1人で行きたい派です。

隣に人が居ると落ち着かないし、観終わった後すぐに感想を言うのも聞くのも遠慮したい。

少しの間、自分の中だけで考えたいのです。

もちろん、「結局のところ主人公はハッピーエンドを迎えられたのかどうなのか?」が気になったのもよーく分かります。

でもさぁ…と思ってしまい、それ以来「映画館で映画を観る=嫌な気分になる」という意識が消えません。

もちろん何十回と映画を観ているけど、嫌な気分になったのはこのたったの1回だけなんですけどね。

今年はまた映画館に映画を観に行く習慣を取り戻したい気もしています。

もっとも、すっかり映画から遠のいてしまっているので、あまり観たいと思う映画を探せていないのが残念なんですけど。

私は映画も音楽もなぜか洋物好きなんですよね。

ここ最近、ちょっと忙しくてお家でも映画を観れていません。

少し前から2012年の映画「ウォールフラワー」がとっても観たいのです。

ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、エズラ・ミラーが出演していて、挿入歌のヒーローズ(デビッド・ボウイ)が最高にかっこいい!この映画、とってもお勧めです。

 

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

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