自分のためのお稽古始めてみませんか?

つぶやき

自分のためのお稽古はちょっと贅沢かなと思っていましたが、始めてみるとやはり楽しいものです。

新しいことを始めるのは少し勇気も必要ですが、その分得るものもあるはずです。子どもが大きくなったら自分の為に時間を使ってみるという贅沢をおすすめします。

私は3年半位前からレース編みのお稽古を始めました。その前は運動不足をなんとかしなきゃと思いヒップホップダンスのレッスンに通ったこともあります。

大人になってから自分磨きやスキルアップを目指して自己投資をしている方も多いと思います。本日は私が経験してきた手軽な講座や真剣に取り組んでいるお稽古についてお話します。

先日のブログで書いた通り、私が小さい頃に憧れていた習い事はバレエでした。

綺麗な刺繍の施されたバレエの衣装やふんわりとしたスカート、ピンクのリボンの付いたポワント(トウシューズ)に憧れていたんだと思います。

今でもリボンやレースのように繊細な物が大好きです。

そんな私が今までに試してみたものは
・ABCクッキング 1Dayレッスン
・日本茶の美味しい淹れ方講座 1Dayレッスン
・手作り味噌講座 1Dayレッスン
・デコパージュ 1Dayレッスン
・ヒップホップダンス 1年位通いました
・レース編み教室 現在進行形で3年半くらい通っています

友達に誘われて行くことが多い1Dayレッスンですが、その中でも特に印象深いのは手作り味噌講座でした。

気軽に行ってはみたものの、想定外のことが多くありました。

その講座では味噌を1から手作りするところから始めるのですが、まず驚いたのは集まった人の味噌への愛情の深さです。

私は特に味噌にこだわりもなく、味噌汁用の味噌も市販の普通の味噌を1種類使うだけ。

でもそこに集っている人達は手作り味噌にとことんこだわっているような人達ばかり。

なんだか圧倒されてしまい、場違い感にいたたまれなさを覚えるほど。

誘ってくれた友達もそんなに味噌好きだったっけ?と思いながら、愛知県から来ていただいた味噌職人さんから手ほどきを受けて、6ℓほどの大きさの蓋付バケツに味噌を仕込みました。

お味噌なので、もちろんその場では味見も出来ません。

家に持ち帰ってお世話をしながら半年後位から食べ始められるとのこと。

そうなんです! 6ℓのバケツに入った味噌を手で持って帰らなければならないという恐ろしいオチが待っていました(笑)

これは本気の味噌好きじゃないと無理ですね。

可愛い赤ちゃんだから抱っこしていられるけど、米袋だったらずっと抱っこしていられないのと同じ。

何も考えずに誘われるがまま参加した私の落ち度です。

自分で作った味噌は格別か?というとそんな事もなく、やはり味噌は味噌。

興味がないというのはこういうことです。

 

ヒップホップダンスは運動不足解消のために始めました。

なぜヒップホップだったのか? 特に理由はなく、通えそうな曜日や時間で絞った結果、ヒップホップしか無かったという感じです。

講座には「大人の」という文言が入っており、実際年齢層も高め。

60代位の方も珍しくありませんでした。

講座時間は80分位。

ストレッチを入念にするので、実際踊っている時間はそんなに無いのですが私にはちょうどいい時間配分でした。

ヒップホップって首の動きが難しくて、というか、私、首が動かせないんですよね…

BTSがデビューしたてで、彼らのように踊りたいというファンの方が多くいらっしゃいました。

私は韓国の音楽シーンに全くもって疎いので固有名詞を理解できず、お友達も出来ませんでした。

Headphones, Music, Listening, Entertainment, Relax

運動もしなきゃならないのですが、次はレース編みに挑戦することに。

編み物自体は独学でそれなりに編めてはいましたが、何せ独学。

本当に正しく編めているのか自信が無かったので、目が見えなくなる前に習っておこうと意を決して習い始めました。

始めてから分かったこと、それはもうすでに目が瀕死だったということ。

先生から伺った話によると、昔、ヨーロッパでレースを編んでいたのは10代の若者だったとか。レース糸が傷まないように、天井から1筋の光しか射していないような暗い地下室でせっせと編んでいたそう。

レースはなんといっても糸が細いし、細ければ細いほど繊細で美しいと私は思っています。

でも目の疲労と肩こりが辛く、とてもじゃないけど1日中は出来ません。

レースを始めてから確実に不健康になった気がします。

レースのお稽古を始めてから講座代金だけで30万円以上掛かっていますが、将来講師になって教えたいわけではありません。

娘からはお金もないんだから、早く辞めろ(笑)と言われています。

一体どこを目指しているのか、自分でも分からないのですが、まだ辞められない。

やり切ったと思える日が来るのか分かりませんが、もう少し続けるつもりです。

子どもが小さい頃は自分のお稽古について考える余裕はありませんでした。

隣に住んでいた夫の母はいつも勉強していて、私にもやりたいことがあったら早く始めなさいと言っていました。

若かった私は当時あまりピンと来ず何もしないままだらだらと時間だけが過ぎていったのです。

人生ってほんと、過ぎてから分かることが多すぎです。というか、実際過ぎてみないと私は気付けないことが多いのです。

レース編みも自己投資というよりただの趣味。

でもこれはこれで今しか出来ない贅沢だと思って感謝して腕を磨いていきます。

これからも、今がチャンスと思ったら少しの勇気を持ってチャレンジして行きましょう!

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