還暦過ぎて語学留学したお義母さんの話

家族の話

flying airplane over white clouds

還暦過ぎて語学留学したお義母さんの話

本日は還暦を過ぎてからスペインへ語学留学をした夫の母のお話です。
主婦なので語学留学したいけどなかなか勇気が出ないという方、ぜひ今日から勇気をだして留学に向けて一歩踏み出してみましょう。

留学に年齢は関係ありません
留学したい強い気持ちがあるならば遠慮せずにチャレンジしましょう。

コロナ禍でお出かけや外食もままならない今、留学資金を貯める絶好の機会かも!

完全なる自己満足の留学をお金や時間の無駄だと思う方もいるかも知れませんが、その前向きな姿は周りの人たちに勇気を与えます。

スペインとの出会い
旅行で行ったスペインが大好きになり、スペイン語の勉強を始めたお義母さん。

イタリアへ旅行した時にはこんなにハマらなかったので、似ているようで大分違うらしい。

日本に戻ってからスペイン協会で語学の勉強を続けていました。

部屋中に単語をメモした紙が貼られていて、それはそれは熱心に勉強していたのを覚えています。

お義母さんってどんな人だった?
夫のお義母さんは1言でいうと「陽気」という言葉がぴったりの人。

そんなお義母さんの部屋の壁紙は真っ黄色。

大輪の花が描かれている黄色の壁紙が貼られていたのです。

それまで、真っ黄色の部屋を見たことなかった私はとっても驚いたし、この部屋で落ち着けるのか?とも思ってしまいましたが、その後、お義母さんにぴったりだわーと思うように。

最近では私も黄色って可愛いなぁと思うようになってきました。

私はスペインに行ったことないけど、そんな陽気なお義母さんがスペインを好きになるのは分かる気がします。

お義母さんはチャレンジャー
主婦が1ヶ月も家を留守にするのはとても勇気がいることだと思います。

1週間でもちょっと考えますよね。

留学ともなると費用の問題の他、家族の理解が得られるのかも心配です。

そして、年齢。遠い外国で病気になったり怪我をしたりしたら?と心配しだしたらきりがありません。

それでも行きたいという強い気持ちがあるのならやっぱり行った方がいいと思うのです。

きっと周りにもその強い気持ちは伝わっているし、お義母さんが留学を終えて帰って来た時、とっても楽しかったと言っているのを聞いて私も嬉しくなったのを覚えています。

自分の事は後回しにしがちですが、お母さんもやりたい事はどんどんやりましょう。

幸せな気持ちは伝播するので皆が幸せになれます。

留学先はマドリード
スペインが好きすぎて1か月の語学留学をすると決めた時も私は驚きませんでした。

子ども2人はそれぞれ結婚していたので、心配なし。

唯一の心配の種である旦那さん(私のお義父さん)は本人の希望により留守番となりました。

短いようで長い1か月間。今と違って、スマホもないし、メールじゃなくて絵葉書が届く時代。1か月行ったっきり。

結婚して隣に住んでいた私にお義父さんの食事の世話を託し、お義母さんはスペインへと旅立って行きました。

当時、傍でずっと見ていた私にとっては自然な流れでしたが、今、そのお義母さんの年齢に近づくにつれて勇気ある決断だったと強く思うようになりました。

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帰ってからもスペイン語の勉強は続け、サンティアゴ巡礼旅行に行ったのが最後のスペイン旅行だったと記憶しています。留学から帰ってきてからは、もう人生、思い残す事は無いといつも笑って言っていました。
今の私はどうでしょう? 思い残すことあり過ぎです。心配するよりまず行動! 私だって悔いのない人生を送りたい!

 

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

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