花粉症もようやく落ち着いてきた今日この頃。目のかゆみはまだあるけど、鼻の違和感はすっかり無くなったのがなんとも嬉しい。
まだまだマスク生活は続きそうだけど、マスクで顔を覆っているとなんだか日焼けを防げそうな気がしちゃう私。
マスクしてても日焼けはばっちりしちゃうらしいから気を付けないとね。
第17回は染五郎さんの見所がいっぱい
今週の染五郎さん、三谷幸喜さんらしいクスッとさせるセリフと涼し気な染五郎さんのミスマッチが良かったですね。
子どもらしさと大人びた表情に画面に釘付けになりました。
好き過ぎるあまり、語彙がいつにも増して貧相になる私ですが、染五郎さんがほんとに素敵で、ぴったりの役だったと思います。
歴史音痴の私は、まさかこんなにすぐに殺されてしまうとは思ってなかったけど、充分に満足しました。
歌舞伎とは違うお芝居でまたお目に掛かれる日を楽しみにしたいと思います。
もう来週からは麗しい染五郎さんを見れないと思うとちょっと寂しい気もするけど、来月は歌舞伎座でまた染五郎さんを拝見したいと思います。
三谷かぶき 月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち
鎌倉殿の13人のHPで、染五郎さんのインタビュー記事を読んだ時のこと。
三谷さんが演出した歌舞伎に出演した事があると言っている。
え?何のこと?と記憶を辿ってみたところ、今から4年前の6月に歌舞伎座でちゃんと見てるじゃないですか。
「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち」。
みなもと太郎の歴史漫画「風雲児たち」を原作として、三谷幸喜作・演出の新作歌舞伎でした。
すっかり忘れてしまっていたけれど、筋書(パンフレット)を取り出してみたところ、ようやく記憶が蘇ってきた(笑)
プロローグの松也さんが、いきなり面白かったのを思い出しました。
松也さんてよく通るいい声してるんですよね。
染五郎さんの他、猿之助さんに坂東彌十郎さん、愛之助さんに八嶋智人さんも出演されていた。鎌倉殿の13人にも出演されている方々ですね。
染五郎さんもここで三谷さんと出逢っていたのかーとようやく気付きました(笑)遅いぞ!
ロシア人が沢山出てくるし、ドレス姿の女性もいる。何でもありの歌舞伎らしい、クスクス笑いの絶えないお芝居だったと記憶しています。
染五郎さんは水主役(カコ・船の乗組員)で出演していましたが、仕事の出来ない要領の悪い青年役。この役がまた染五郎さんにぴったりだったのを思い出しました。
船の上では要領の悪い磯吉(染五郎)ですが、磯吉たちの船が漂着したロシア領の地において、ロシア語を誰よりも早く習得して原住民やロシア人と交流を図るという才能を発揮し始めるという役どころ。
そうそう、染五郎さんに力仕事は似合わないもんね、と納得。
17人の乗組員を乗せた船が遭難し、日本へ帰ることを夢見るも、日本へ帰国出来たのはふたりだけ。笑いを散りばめながらも、厳しい現実に涙を誘うストーリーはさすが三谷幸喜さんという感じ。
最期のふたりとなったのは幸四郎さんと染五郎さん。
登場人物も多く、舞台セットも見応えがあり、新作歌舞伎の面白さが詰まっていた舞台でした。
すっかり記憶の彼方へ追いやられていたけれど、面白かったし、機会があればもう一度見てみたいと思う作品です。
6月の歌舞伎座 染五郎さんご出演は2部の「信康」
2021年八月花形歌舞伎以来でしょうか?来月の歌舞伎座第2部の「信康」に信康役でご出演されます。家康は白鷗さん。
父と子の心の葛藤を描く徳川家悲運の物語とあります。そして、同じく2部で上演されるのは「勢獅子」こちらは舞踏のようです。
信康にも勢獅子にも莟玉さんがご出演ですって!
莟玉さんはとっても美しくて凛々しくもあり、品の良い役者さんです。これは楽しみですね。
歌舞伎を観る時、最初の頃の私はイヤホンガイドを借りていました。
美術館でも必ずイヤホンガイドを借りる私。ただぼーっと作品を眺めるのもいいけど、イヤホンガイドで解説を聴きながら鑑賞する方が分かりやすくて好きです。
でも、歌舞伎の場合はこのイヤホンガイドを借りるべきかとっても悩む。イヤホンガイドがあるおかげで見所をしっかりと把握できるし、見落とす心配もない代わりに、耳がどうしてもイヤホンガイドに持っていかれてしまうのが悩み。
役者のセリフに被らないようになってはいるんだけど、どうしても生の声をおろそかにしがち。イヤホンガイドの声に耳が集中してしまうんですよね。
初めて観る演目の場合は、イヤホンガイドを借りた方が分かりやすいのは確かなんだけど。「信康」は私も初めて観る演目。イヤホンガイドを借りるかどうするか悩ましい…と悩んでみたところで、肝心のチケットを購入できるかどうかが問題。
来週から発売されるので、チケット取りをまずは頑張らないと!
それでは、本日も良い1日にしていきましょう!
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