まだまだ厳しい寒さが続いていますね。天気予報でも雪かも!と聞くと困ったなぁと思ってしまう私です。
子どもの頃は雪が降るととても嬉しかったのに、私にとっていつから雪は困ったものになってしまったのでしょうか?
ちなみに娘も小さい頃は雪が降ると大喜びで、外に飛び出して行き、夢中になって遊んでいたものです。そんな彼女も今では雪の予報を聞くと困り顔をするように。彼女いわく、雪が降って嬉しいのは高校生までだったそうです。大学生になると、授業によっては雪が降ろうが、槍が降ろうが学校に行かなければならなくなったので、雪は大問題なんだそう。
私は雪が降った次の日の朝が一番怖い! 滑って骨折したら?と思うと外出したくなくなりますが、仕事には行かなきゃならないから困ってしまう。ちなみに人生に於いて骨折経験は1度もありません。それなのになぜそんなに骨折が怖いのか? それにはちゃんと理由があるのです。
雪が降るのが怖い理由
我が家では雪と聞いて恐れおののくのは、娘も一緒です。
会社員になると、朝の通勤が心配で夜も安心して眠れないという方も多いと思いますが、会社員ではない私が雪で困ることと言えば、それは滑って転ぶ心配であり、骨折したら大変!という心配です。
私が住む横浜市は坂が多いと言われています。我が家から最寄りの駅までにも急坂があり、雪が降った次の日にこの坂を下るのはもう命がけなのです(笑)
私の感覚ではこの坂はもうスキー場で言えば上級者コース並の急坂なんですよね。そんな急坂のところどころが凍っているんですから、怖くない訳がない。
それでも、滑って転んだからといって必ずしも骨折するとは限らないことは分かっています。
ではなぜそんなに骨折が怖いのかというと、それは骨折したばっかりに死に至ってしまった過程を間近で見てしまったから。
骨折は命取り
ある日のこと、隣に住むお義父さん(80歳過ぎ)がタクシーで帰宅したところ、足が痛くて玄関まで歩けないとお義母さんが助けを求めてやってきました。
たまたま在宅していた息子が部屋までおんぶをしてソファーに座らせましたが、お義父さん曰く外出先で段差につまづいて転んでしまい、痛かったのでタクシーで帰宅したというのです。
帰宅したもののあまりの痛さに自分で救急車を呼び、私が付き添いの指名を受けたので、一緒に救急病院へ向かいました。初めて乗った救急車、あまりの乗り心地の悪さにめちゃ驚きました。
病院に到着してレントゲンを撮ってもらい、大腿骨の骨折が判明。痛いはずです。そのまま緊急入院となり、次の日には緊急手術を受けました。
若い頃から病弱だったお義父さんは体のメンテナンスに余念がなく、80歳を過ぎてからもとても元気でした。
そんなお義父さんでしたが、この転倒がきっかけで入院後再び家に帰ることはありませんでした。
直接の死因は骨折ではありませんが、骨折➡寝たきり➡誤嚥性肺炎で死亡という老人によく見られるケースです。大腿骨の骨折は本当に怖いです。
高齢になってから大腿骨を骨折すると、元通り歩けるようになるケースは少ないと言われています。お義父さんもそうでしたが、リハビリの最中などに反対側の大腿骨も骨折してしまう事例も多くあるそうです。
あんなに健康に気を使い、転倒するその瞬間まで元気だったのに、1度の転倒で思いもよらない最期になってしまう怖さを目の当たりにしました。
転ばぬ先の杖? 今から出来ること
以前、ヒップホップダンスを1年ほど習っていましたが、講師の先生がいつも言っていたことがあります。それは股関節の柔軟性を保って転びにくい体にする事が大切だということ。
お義父さんの最期を目の当たりにしていた私には、他人事では済まされない正に身に沁みるメッセージでした。
私自身、今まで骨折したことはありませんが、自分の骨密度を調べたこともありません。骨粗鬆症が心配なお年頃でもあります。
股関節のストレッチに足首のストレッチ等も、毎日やった方が良いと分かっていても、現状出来ていないのでここで転んだらもうお終いかも!という恐怖が頭をよぎります。
雪が降ったあとの坂道はいつにも増して転ぶ可能性があり、実際先月の降雪時には転んで尻もちをつきました。娘も出勤時に同じ道で転んだと言っていましたが、娘と違い、私は骨折したらもう治る気がしません。
少し前までは雪が降ったら寒くて嫌だなーなんて思う程度だったけど、今では骨折後の心配までする始末。
色々経験すると心配ごとってどんどん増えていくのかな?
とりあえず、今できることは転ばないようにすることと毎日のストレッチですね。健康寿命が1日でも長くなるようにがんばりましよう!
そろそろ骨折の危険性についても真剣に考える年齢になってきました。骨折は場所にもよりますが、運が悪ければ命取りにもなりかねません。骨折の危険性について理解し、まずは股関節の柔軟性を保つ努力をしていきましょう。
それでは、本日も良い1日にしていきましょう!
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