パート主婦から専業主婦に逆戻り?! 本日は私が仕事を辞めた理由についてお話します。
「俺が仕事に行くから、お母さんは毎日の朝ご飯をちゃんと用意して」
息子に「もう十分遊んだんだからそろそろ仕事に行ってくれない?」と懇願され、パート主婦になってから8年経ったある日のこと。
修士課程を終え、そろそろ卒業&春から新社会人の息子からの1言。
「俺が仕事に行くから、お母さんは毎日の朝ご飯をちゃんと用意して」
え?それじゃお母さんにお小遣いくれるの?と聞いたらそれは違うって。
えー? また? 夫にも言われた事ないのに? 仕事に行くのも辞めるのも全部あなたの指示通りにしなきゃならんのかい?と思いましたけど。
専業主婦だった私がパート主婦になったきっかけを書いた記事はこちら
よくよく聞いてみると、毎日朝ご飯をちゃんと用意して欲しいんだとか。
確かに、私は夕方早めに仕事を終えて家に帰りたい派なので、朝の出勤は早かった。
息子が寝ている間に出勤して居ないことも珍しくはなかったけど、食べるものはいつでもちゃんと用意してあるし、夫も娘も自分で朝ごはん食べてるじゃないか!
もちろん息子も自分で支度して食べていたはずだけど、要は朝起きたら暖かいご飯がテーブルに用意されていて欲しいんだって。
確かにね、新しい環境に慣れるまで大変だろうし、寝坊だって出来ないよね…
息子のその言葉を受けて、私は繁忙期である5月のゴールデンウィークが終わった後、退職しました。
きっかけはもちろん息子の1言だったけど、仕事を続ける方がいいのか辞めた方がいいのか、改めて考えてみた結果です。
仕事を続けることのメリットは安定した収入を得ることが出来るという点。
でも、春から息子は社会人。
私のパート収入は扶養の範囲内なのでたかが知れてます。
そして、その金額は息子の学費よりずっと低い。
春からはもう息子の学費は必要ないので、私が仕事を辞めても単純に支出は減ります。
そして何より、社会人になった息子に朝ごはん(だけじゃないけど)を用意してあげられるのは、もう数えるほどの回数しかないないんじゃない?という事に気付いたのです。
いつかは1人暮らしを始めるかも知れないと思ったら働いている場合じゃないと思いました。
娘はまだ学部生だったので、お弁当も作ってあげられます。
そう!子どもたちから必要とされる最後の機会だと思ったのです。
よくある言い回しだけど、会社は私が居なくても困らないけど、お母さんの仕事は私にしかできないもんね!
その後、息子は社会人2年目の夏に1人暮らしを始めました。
1年と数カ月だったけど、最後にちゃんと毎朝「行ってらっしゃい! 気を付けてね!」と言って送り出せてほんとうに良かったと思っています。
その後、私はまたパート主婦になりました。社会人1年目の娘は私に仕事を辞めて朝食の準備をして欲しいとは言ってこなかったので。
なんだかいつも息子の言いなりになっている感じですが、きっかけにはなっても決めるのは自分です。
子どもからの1言って思いのほか的確で深いです。
それでは、本日も良い1日にしていきましょう!
コメント