時期:高校1年生の3学期
期間:1月から3月下旬
アデレードでの生活の様子
夏休みを利用して2週間のシアトル留学から帰った娘。
無事にいつも通りの2学期が始まりました。
翌年の1月からオーストラリアへ留学すると決めたのはシアトルから帰った後だったのかちょっと思い出せません。
ですが、2学期が始まった4カ月後にはすぐにオーストラリアへ出発です。
今回はさすがに参加する生徒はクラスに数人程度。
前回のシアトル留学と1番の違いはその期間の長さです。
アデレードでは現地の私立学校に通うことになっており、なるべく日本語を使うことが無いよう、生徒たちは数校に分かれて配属されました。
娘の高校には大勢の留学生がいたため、良くも悪くも皆お互い無関心だったそうです。
様々な国から留学生が来ていたと言っていました。
今回は英会話向上が目的の1つだったので、なるべく日本人の居ない環境に置かれたようです。
留学前に学校から言われていたことの1つに子どもとの連絡禁止事項がありました。
理由は里心がついてしまうから。
当時はまだガラケーでしたが、メールや通話をしないことを保護者は求められました。
私はその約束をしっかり守り、1度も連絡しなかったのですが、帰国した娘から聞いた話ではどの家庭の親も毎日連絡をしていたらしいのです。
娘の学校は女子校だったので、心配する保護者も多かったのだと思います。
娘からもメールが来たのは数回程度。
その内容はと言えば、「ホストマザーが連絡しろと言うので連絡しました」という文面。お互い様ですね。
心配してない訳ではなく、ちょうど全豪オープンテニスの時期だったので、オーストラリアの暑さなどのニュースを聞いては大丈夫かなぁと案じてはいたのです。
娘がお世話になったホストマザーは娘が通う学校の教師でした。
お蔭で登下校は常にホストマザーと一緒に車で移動。
学校で過ごすどの時間より英語漬けの、まさにマンツーマンレッスンだったと言っていました。
学校での授業ももちろん英語です。
数学や化学などはなんとか分かっても国語や歴史などはさっぱりだったそう。
それでも提出物をきちんと揃えることで単位がもらえ、帰国後は無事に2年生に進級できる仕組みになっていました。
こう書くとさぞ英語が上達したような気がするかも知れませんが、実際のところ2度の留学を経て英語が話せるようになった、または英語の成績が良くなったかというと娘に限って言えば全くそんな事はありませんでした。
英会話のスキルアップを目的とするならば2度の留学はそれぞれ期間が短すぎたのだと思います。
オーストラリア留学は100万円以上掛かっています。
費用対効果を考えた時、英会話上達が目的ならば残念な結果かも知れません。
日本に居ながら英会話塾に通った方が良い結果は出そうです。
それでも私は娘をオーストラリア留学へ行かせて良かったと思っています。
・外国人と話すのが怖くなくなった
・正しい英文法じゃなくてもちゃんと伝わる
この2点は日本に居たらなかなか気付けなかった事だと本人が言っていました。
駅などで道を聞かれても驚くことなく、あなた私に訊いてラッキーだわ!位の感じで返事が出来るようになったそうです。
英会話は日本でも勉強出来ますが、度胸を付けるのは簡単ではありません。
それでは、本日も良い1日にしていきましょう!
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