大学受験に失敗したのは留学したせい?
留学後、1番の不安は数学の授業についていけるのか?ということ。 そして娘はやっぱり授業の取りこぼしが尾を引いて1浪しました。
直接の原因は留学だったと思いますが、留学してなかったとしても大学受験に成功していたかどうかは分かりません。親子でそのリスクをしっかり認識していれば大丈夫です。
高校1年生で2度の語学留学を果たした娘。 楽しい思い出と外国人に対する度胸も身に付けて、無事2年生へ進級しました。 ですが、オーストラリアへ留学していた期間に学習するはずだった数学の遅れが後々まで響き、大学受験では1浪せざるを得ない状況になってしまいました…
これは我が家の娘に限った話であり、数学の遅れを取り戻す時間は充分にあったはずです。母娘ともに見通しが甘く、私も2人目の大学受験ということで妙な余裕も手伝いすっかり本人任せにしてしまっていたのでした。
娘はもともと数学がそんなに得意ではないけれど、目指していた進路は理系なので数学はやらなきゃならないという状況にありました。
高校1年生の3学期まるっとみんなが受けていた授業を受けておらず、学校でも特に留学帰りの生徒向けの補習のようなものはなかったと思います。
本人にも分からないところはそのままにしないようにとは伝えてはいました。
その頃、塾にも通っていたので、私もなんとなく大丈夫だろうと勝手に思っていたのも大きな間違いでした。
学校の授業では特に困ることは無かったようで、成績も変わらず。
今思えば成績表を鵜呑みにしてはいけなかったんですよね。
高校受験の時に、学校の成績は当てにならないということに既に気付いていたのに、人間見たくないものは見ないようにしてしまうんです。
私は見たくないものを見ないように、娘は見せたくないものを見せないようにとお互い臭い物に蓋をして大学受験を迎えました。
具体的には学校で何度も受けているはずの模試の成績をしっかり見た事が無かったのです。
息子は模試の出来に関わらず、毎回テーブルの上に結果を置いていたのに。
私も娘の模試の結果が良くないんだろうなぁと察して敢えて見る気にもなれずにいました。
大学受験に失敗した後、息子に言われた1言、「軌道修正するタイミングはあったのに、お母さんが見ないふりをしてきたツケが回ってきただけ」その通りです。
だって、もともと勉強が好きじゃない娘をどうやって机に向かわせたらいいのか分かる訳がない。やる気スイッチを押せるなら押したい!けどそれを押せるのは本人だけだし。
私も1浪ありきと思っていたので当然の結果です。
2度の語学留学で得た英語力では大学受験を突破できるはずもなく、3年間という短い高校生活の中で3か月に渡る語学留学はデメリットの方が大きかったのではとちょっと後悔したりもしました。
2度目の大学受験もすったもんだし、あわや2浪か?となりましたが、なんとか合格を勝ち取り、ちょうど1年前の今頃は国家試験に向けて1日10時間勉強するという変わりようを見せた娘。
ほんと、やる気スイッチって入るとすごいです!
それでは、本日も良い1日にしていきましょう!
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