北京オリンピック、始まりましたね! 北京はとっても寒そうですが、楽しく拝見しています。夏のオリンピックも好きですが、私は冬のオリンピックの方が好き。スキー・スノボにスケート、冬のオリンピックの魅力は何と言ってもスピード感。まだまだ寒い毎日ですが、オリンピックは見ているだけで熱くなります。
運動神経は遺伝なの? ➡ 後からいくらでも挽回できます!
我が家4人の運動神経は
私:自分で言うのもずうずうしいですが、小さい頃から運動神経だけは良かった!物心がついた頃から駆けっこで負けた記憶無し。中学生になってからも陸上部員顔負けで運動会ではいつもリレーの選手。小・中学生時代は器械体操をやっていました。ちなみに私の母も運動神経が良く、足が速かったと聞いています。
夫:見るからに運動神経無さそうと思いましたが、一緒にスキーに行ったときに確信に変わりました。ちなみに夫の家族4人のうち、母親(お義母さん)以外は残念な運動神経です。
息子:幼稚園に入る頃にはもしや父親似では?と憂いましたが、現実はその通りに… 男の子で運動神経に難ありって悲しすぎると思いましたが、外遊びより家で遊ぶのを好む子どもだったのでなんとなく納得。
娘:歩き始めた途端に運動神経は絶対に良いだろうと思わせてくれました。案の定活発すぎるほど活発で幼稚園では鉄棒のやり過ぎでスカートが敗れる始末。足も速いし、縄跳びも得意!とても勘の良い子でした。
「運動神経は遺伝」だと信じ切っていた私は、最初に見た幼稚園の運動会での息子のどんくさい様子がずっと頭の中にあり、きっと何のスポーツをやってもダメだろうと決めつけていました。
実際、小学校に入ってからも卒業するまで1度もリレーの選手に選ばれたことはありません。
かたや娘は6年間リレーの選手です。
ですが、不思議なことに息子本人は、自分の足が遅いなどとは微塵も思っていなかったようなのです。
毎年本気でリレーの選手になれる事を期待して、選ばれなくてもいつも前向き。
私と娘は、兄はちょっと頭がどうかしているのでは?と思っていたほどです。
息子は小学校1年生の時からクラブチームでスポーツを始めました。
お友達に誘われてお試しで始めたのですが、あまり運動好きではないと勝手に思っていたのでまさか続けることになるとは夢にも思っていませんでした。
毎回の練習を見ていても、目を見張る上達ぶりなどは皆無。
続けている意味あるのかなぁと思ったことも1度や2度ではありません。
中学ではバスケ部に所属。私は部活の試合を1度も見に行くことは無かったのでどんな様子だったのか全く知らないまま、試合に出ているのかどうかも訊いた記憶がありません。
お稽古のスポーツも中学生の頃には送り迎えする程度。
たまに見る試合ではそれなりに上達もしていましたが私の目にはまだまだ運動音痴のままの息子にしか見えていなかったのです。
この思い込みというものが非常にやっかいで、1度貼ったレッテルを剥すことの難しさには驚きます。
そんな私の思い込みを全否定してくれた出来事がありました。
息子の中学の卒業式の日、部活の顧問の先生が声を掛けてくださったのです。
先生は息子がとても努力家だということ、そして運動センスも申し分ないのでこれからもスポーツ頑張って!とおっしゃったのです。
思ってもみない言葉に「え?運動センスあるんですか?」と聞き返してしまったことを覚えています。
私の先入観が息子を正しく見れなくしていたんですよね。
子どもの性格によるところが大きいと思いますが、息子の場合、なぜかいつでも前向きでいつでも自分を信じていたのが1番の成長理由だと思います。
途中で止めることなくコツコツ頑張り続けてきた結果、今ではクラブチームの主力選手にまでなりました(社会人チームなので若いだけで主力ともいう笑)。
私は何もしてあげられなかったけど、彼の頑張りを邪魔しなかったのがせめてもの救いですね。
前にも書きましたが「奪わないこと」が大切です。
運動神経は遺伝だと長いこと思っていましたが、決してそうではないということを息子から教わりました。
私が無理やり何かをさせていたら、運動嫌いになって運動が苦手なまま大人になってしまったかもしれません。
すぐに結果を求めずに待つことの大切さを息子から学びました。
運動神経は遺伝なの? ➡ 後からいくらでも挽回できます!
それでは、本日も良い1日にしていきましょう!
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