メンタル強そうですよね!と言われたけれど…

つぶやき

毎月1回職場に配送で来てくれていたお兄さん。もう4年位来てくれていたんだけど、遅ればせながら半年くらい前にお兄さんの礼儀正しさと、謙虚な姿勢にようやく気付き(3年半も何を見ていたのやら…)実はひそかにファンになっていた私。でもそろそろ配置転換かなぁなんて勝手に想像していたら見事的中。やっぱりそうかー、と思いつつちょっぴりショック。3か月後に円形脱毛症になっていたらきっと原因はこれだな。

 

heart-shaped red and beige pendant

先日職場で突然、「かなるさんってメンタル強そうですよね!」と明るく言われました。会話の中で何の脈絡もなく、メンタルのメの字も出ていなかったのに謎の発言。これは一体どういう事?

はたして褒められているのかディスられているのかも分からず、内心プチパニックに。ちなみに今でも発言相手のその心は謎のままです。

それ以来、私の心は未だモヤっとしたまんま。本日はなぜモヤっとしているのかについて、ちょっと客観的に考えてみたいと思います。

私のメンタルは確かに強い

「メンタル強そうですよね」に対して、私の答えは「うん、確かに強いと思う」です。私は自分でもメンタルは強い方だと認識しています。

小さい頃から強かったのかははっきりと覚えていないけど、気が強かったのは確かです。幼少の頃からよく気が強いと母親から言われて育った私。母親としてはおそらくあまり好ましくないと思っていたのかも知れませんが、これは私の生まれ持った性質なのでそう簡単には直りません。

自己主張も強かった自覚もあるので、随分と面倒な子どもだっただろうなぁと今では思います。

私の気の強さは顔にもはっきりと出ていて、成人する頃までの写真を見ると気の強さが顔に、というか目にはっきりと出ています。

自分で見ても生意気さが滲み出ているんだから、これじゃ中学で先輩に睨まれる訳だよねと納得。

そんな気の強い私だってショックを受けることはあるし、落ち込むことだって沢山あります。思い通りにならないことだらけだし、自分で自分にがっかりすることなんて日常茶飯事。

私は周囲から、気が強いと叩かれているうちにメンタルが強くなっていったような気がしています。

私の中学生時代は先輩が気に入らない後輩を呼び出していちゃもんを付けるなんてことが良くありました。

私自身は至って真面目な中学生。

勉強はそこそこに、部活には励みつつ、目立ちたい願望も無かったのになぜか私は先輩に呼び出されてしまう。怖いし、泣きたいし、悔しいしで心の中はぐちゃぐちゃだったけど、実際には泣く訳でもなく、顔色一つ変えずに涼しい顔で話を聴いているんだから先輩たちも呼び出し甲斐がないってもんです。

私のメンタルが強い理由は、こういう楽しくない経験の積み重ねの結果、獲得したというよりせざるを得なかったということかなと思います。

もちろん自分にも原因があったんだろうと思うけれど、当時の私からしてみれば相手がおかしいと思っていました。

理不尽なことに対して、「私は悪くないんだ」「私は大丈夫」と自己暗示を掛けつづけていたら、いつの間にか自己肯定感が高くなっていたことに気が付いたんです。

自己肯定感の高さとメンタルの強さは比例する?

私の経験から自己肯定感が高いとメンタルも強くなる傾向にあると感じています。それは我が家の子どもたちを見ても感じることです。

息子と娘、得意なことや興味のあることは全く違うけれど、自己肯定感の高さに偏差値みたいなものがあるとするなら、かなりの高さになるんじゃないかな?と思ったりします。特に娘なんて東大レベルか?という位に高い。(笑)

息子の自己肯定感の高さにはちゃんと理由があるし、当然の結果だと思うけど、娘の自己肯定感の高さについてはちょっと謎です。

本人も言ってますが、裏打ちされた根拠は一切ないけどやたら自己肯定感は高いんだよねーですって。

例えば、息子の心はいつもフラットであまり上下することが無く、数字好き人間にありがちな黒と白の世界に生きているのでグレーゾーンで悩むことがほぼ無い。オンとオフの切り替えがとても上手でいつでも自分のペースを崩さない。自分の意見を強く持っていてはっきりという事ができる。憧れの先輩が多く、可愛がってもらうのが上手いとこんな感じの人間です。

これってストレスを少なくする術とも言えそうですね。

こうやって書き出してみると私と娘にも息子と重なる共通点がいくつかあることを発見しました。

例えば、オンとオフの切り替えは私も娘もきっちり分けてます。もちろん家で仕事の愚痴を言ったりすることはあっても、ほんの一瞬だけですぐに忘れる。

自分の意見を強く持っているので人に流されにくく、自分と他人の境界線をきっちりと分けているところなど。

今まで漠然とメンタル強い家族だなぁと思っていたのがちょっと整理されて、自分でも納得感がありますね。

 

 

「メンタル強そうですよね!」がモヤっとする理由

メンタルは強い方が生きやすいだろうなぁとは思います。メンタル弱そうと言われるより強そうと言われる方がいいとも思うのに、今回モヤっとして嬉しい気分にならなかったのは何でだろう?と考えてみました。

これを言ってくれる相手によって、受け止め方は大きく違ってくるだろうという事は容易に想像できます。

私のことを良く知っている友人から言われたら、それは良くも悪くも当たってるし、そこも踏まえて私とお付き合いをしてくれている、つまりそのままでいいよって言ってくれてるんだと私が思えるということ。

でも今回は誉めてくれたのかもしれないけれど、お互いの信頼関係がそこまで無い中での言葉だったから私が疑心暗鬼になっちゃったんですね。

職場の他の人に言ったら、「それ褒めてないじゃん」って言う人もいたしやっぱりそうかーって思っちゃった。

これって、私がよく言ってしまう「変わってるね!」と同じ種類の言葉なのかも知れません。褒めてるつもりなのに相手は違う受け取り方をしてしまう。

言葉の選び方ってほんと難しいですね。

 

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

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