家の焼き芋 安納芋から紅はるかに変えてみた

私の好きな物

先月、全国やきいもグランプリなるものがさいたまスーパーアリーナで開催された様子をニュースで見ました。焼きいも美味しいですもんね! 私も大好きです。

娘にお弁当を作っていた頃は焼きいもにとてもお世話になりました。本日は我が家の焼きいも事情とお弁当にピッタリのアレンジレシピをご紹介します。

assorted-color candies on container

衝撃だった安納芋との出会い

今から10年以上前、初めて安納芋を食べた時の衝撃は忘れられません。

オーブンでじっくり焼くだけでサツマイモから汁が滴っている!

子どもの頃に食べていたサツマイモは、蒸かしたサツマイモでそれはそれでホクホクとして美味しかった記憶があります。

当時はオーブンで焼くっていう概念が無かった…

もっともお菓子作りをするような母では無かったので、オーブンも無かったんですけど。

スーパーなどで私は珍しい食材を見掛けるとつい買ってしまうことが多くあります。恐らく安納芋との出会いもそうだったのでしょう。

安納芋って土付きのまま売っている場合が多いので見た目はあまり良くなかったはずだけど、多分美味しそうだと思わせる説明書きが入っていたのかな。

その説明書通りにじっくりと低温で焼いてみたら驚く美味しさだった。とろとろで、とんでもない甘さもサツマイモとは思えない。

ひと口食べて、安納芋の虜になりました。

あまりの衝撃的な美味しさに、その頃の私は頼まれもしないのに周囲の人に安納芋の美味しさをアピールしまくって、安納芋の普及のためにかなり尽力し、貢献したと自負しています。

焼き上がった安納芋からときどき花の香がするのはなぜ?

そんなとても美味しい安納芋ですが、焼き上がりの安納芋から花の香り?のような不思議な香りがする時があるんですよね。

焼く前のさつまいもは特に香りはしないんですが、焼きあがると突然香ってくるこの香りが一体何なのか分からない。

我が家では花の香りって言ってるけど、なんていうか、芋らしくない不思議な香りなんです。

美味しいは美味しいんだけど、この香りがちょっと独特で気になるんですよね。ネットで調べても上手く検索出来ないので、知っている方いらっしゃったら是非、ご教授をお願いいたします。

そんな訳で、今シーズンから我が家では紅はるかに品種変更してみました。シルクスイートも美味しいけれど、滑らかすぎて私的に食感に物足りなさを感じてしまったので紅はるかに軍配が上がりました。

紅はるかは安納芋に比べると甘味はちょっとあっさりめな気もしますが、充分な美味しさです。

美味しい焼きいもにするための焼き方

美味しい焼きいもに仕上げるには低温でじっくり焼くのが基本です。

安納芋も低温でじっくり焼くことで芋から密が滴り落ちるような焼き上がりになります。

この場合の低温とは160℃位のことです。時間はお芋の大きさにもよりますが60分から90分ほど。

去年の秋に突然壊れたオーブンでは、この温度と時間を守っていつも美味しい焼きいもを食べていましたが、新しく買ったオーブンには自動加熱メニューに焼きいもがあり、さつまいもと一緒に水を庫内にセットすると、加熱水蒸気を作り、お芋の乾燥をおさえながら加熱してくれるというもの。

果たして温度設定がどの位なのかは分からないんですが、確かに皮もしっとり気味に焼き上げてくれます。濡れた新聞紙でくるんでアルミホイルを巻くとしっとりとした焼き上がりになるそうですが、その手間を省いてくれるのがスチームのようです。

お弁当にピッタリのアレンジレシピ

焼きいもはあるだけたっぷりと焼いておくのが我が家流。焼きたても美味しいけど、冷たくなった焼きいもはお弁当用にとっておきます。

冷めた焼きいもって、焼きたてよりも更にしっとり・ねっとり感が増しているような気がするのは私だけでしょうか?

朝の忙しい時間、お弁当の1品にちょうど良い「焼きいものこんがりバター焼き」、箸休めにもなって娘にとっても好評でした。

お弁当が無くなった今でも休みの日の朝食やランチに登場しています。

さつまいもの種類は何でもOK。焼きいもにした時に当たり外れってあると思いますが、この場合は外れの焼きいもでも充分美味しく出来上がります。ま、バターを使えば大抵美味しくなるんですけどね。

①焼き芋を1㎝程度の輪切りにする。この時、形が崩れやすいので包丁はゆっくり動かしながら丁寧に切ると綺麗です。

②お好みで輪切りにした焼きいもにグラニュー糖(砂糖でも可)をたっぷりまぶす。(砂糖無しでも美味しくできます。砂糖をまぶすとキャラメリゼした感じに仕上がります。)

③フライパンに少量のサラダ油とお好みの分量のバター(大さじ1程度)を入れて、②を並べる。バターはたっぷり入れた方が美味しいです。ここは贅沢にバターを使うのが大事! 香りが全然違います。

④弱火で両面がこんがりと美味しそうな焼き色になるまで焼いたら完成です。

外側はバターのいい香りとカリッとした食感、中はしっとりトロっとした焼きいもの食感が楽しめます。お家で食べる時には、お好みでシナモンをまぶしても更に美味しさがアップしますのでぜひお試しくださいませ。

 

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

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