息子の幼稚園時代の思い出

家族の話

今朝、お母さんに抱っこされながら泣いている子どもを見た。

近くには保育園。登園が嫌なのかなぁ…なんて思っているうちに、息子の幼稚園嫌いを思い出した。

よくよく考えてみれば、もう23年も前のことになるのか…と驚いてしまった。つい昨日の事のようとまでは言わないけれど、23年ってなかなか大昔だわ。

 

colored pencil lined up on top of white surface

 

幼稚園が嫌で泣き続けた息子

息子は年中さんから入園したので2年間の幼稚園生活でした。3年保育にしなかった理由は本人が行きたくないと言ったから。

小さい頃は外遊びも好きじゃなかったし、家の中でレゴやプラレールで遊んだり、時間があればカレンダーをずっと眺めては自分で書いてみたりしていた息子。

私の他に隣のおじいちゃんとおばあちゃんが一生懸命遊んでくれたから、きっと外で遊ぶより楽しかったんだと思います。だってぜーんぶ自分の思い通りになるもんね!

そんな息子にとって幼稚園は行きたくないのに無理やり連れて行かれて、置き去りにされてしまう場所。

今ではすっかり幼稚園の記憶はないみたいだけど、当時はその理不尽さを理解できずに辛かったんだろうなぁ。

入園したての春は幼稚園の門のところで泣いている子どもも結構みかけるけど、息子も毎朝必ず門の所で泣き始める。

先生に抱っこされて園庭に入って行く時にはもう必死に泣き叫んでいて、なんだかこちらが悪い事をしている気分になっちゃった。

どうやらお昼のお弁当を食べる頃まで泣いていた様子。根気強さはここにも出てる(笑)

園長先生からは「ちゃんとみんないつかは幼稚園に慣れて、楽しむことが出来る日が来るから安心して預けて下さい」って言ってもらっていたので、私もいつかそんな日が来ると思っていたけど、その日はなかなか来ないまま夏休みになってしまった。

夏休み明けは想像通りまた振り出しに戻ってしまっていたけど、運動会の行事の練習が始まる頃に突然泣くことを止めて、元気に通園するようになって一安心。園長先生からは最長記録です!って言われたけど。

聞けば仲良くしてくれるお友達が出来たからだったようで、忘れん坊の私でもこのお友達の名前は今でも忘れない。お友達の力って凄いんだなぁとしみじみ思いました。

ちなみに娘はお兄ちゃんの送り迎えに同行していたので、早く幼稚園に行きたくて仕方がなかった。娘は本人の希望通りに年少さんから入園して、初日から笑顔で手を振ってお別れ。3年間元気に楽しく過ごしました。

幼稚園を辞める宣言

ようやく楽しく幼稚園に通えるようになった息子。ところが年長さんになると、年中さんには無かったお泊り保育というものがあるのです。

これを知った息子は、年長さんになってもお泊り保育には行かないと言い出した。

彼の計画では、お泊り保育の前に幼稚園を辞めるというもの。カレンダーが大好きな彼は、ちゃんと暦を見ながら計算できる子どもだったからこれがまたちょっと厄介だった。

本人は至って真面目に先生や園長先生にも辞める宣言してました。

子どもなりに色々考えているのね、となんだか色んな意味で成長を感じさせる出来事だったので、もう子ども扱いばかりもしていられないと実感した出来事でした。

今思うとこの頃からブレない子どもだったんだなぁと気付きます。その後、もちろんお泊り保育はちゃんと参加したし、泣いている子もいる中、息子は涙1つ見せずに行って帰ってきたので、これはこれで成長を喜びました。

幼稚園児の成長ってほんとに目を見張るものがあって、今振り返ってみると、1番成長を感じられる年頃だったんだなぁと気付きます。

もっと大らかな気持ちで接したかったけど、息子の成長に対して母の私がまったくついていけてなかったんだと思う。

これだから1人目の子はその子もお母さんもしんどいんだよね。

ここでも美輪明宏さんの言葉「人生は初めての連続」を思い出してしまう。言い訳じゃないけど、お母さんだって初めてのことばかりで大変だったんだから!

 

yellow red blue and green lego blocks

 

1カ月を皆勤できないまま卒園

幼稚園をようやく楽しめるようになった息子だったけど、体はずっと弱いままだった。

男の子あるあるだと思うんですが、とにかく弱い。

軽い喘息持ちだったし、アレルギーもある。気圧の変化に超敏感で、息子の目が腫れて鼻がグズグズし始めると低気圧が来るんだなぁとすぐに分かった位。自分の身体の変調を利用して、将来は気象予報士もあり?なんて勝手に思ったこともあるほど敏感だった。

1か月を無事に登園出来たことが無くて、毎月必ずお休みしてしまう。

体調の変化が激しくて、調子悪そう?と思った傍からもう重症化しちゃってるみたいな感じで全く読めない。

1か月皆勤するのが私の目標だったけど、残念ながらそれは叶わなかったなぁ。

こんなに弱っちょじゃ困っちゃうよと心配したけど、小学校に入学したら別人のように驚くほど元気になった息子。

今、職場にも1歳児の男の子のママが居て、しょっちゅう保育園から呼び出しの電話が来て大変そう。

やっぱり1か月お休みしないで登園できたことが無いって言ってた。

その大変さも分かるし、いつになったら皆勤できるようになるんだろうって思う気持ちもすごくよく分かる。

突然身体が頑丈になったりはしないけど、ちゃんと成長してちょっとずつ元気になっていって、気が付いたらずっとお休みしてないなーなんて思う日がいつか来るかも知れないから、あと少し頑張りましょ!

ちなみに娘が幼稚園を休んだのは水ぼうそうになった時だけ。女の子って心も身体も強いのね。

 

それでは、本日も良い1日にしていきましょう!

コメント

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
タイトルとURLをコピーしました