敷地内にある池に、最近カモが来るようになりました。このカモ、毎年どこからか朝になると飛んできて、夕方またどこかへ帰って行きます。例年GW明け頃まで通いで来ているのできっと同じカモが来ているのかな。池には餌を食べに来ているようで、どうやらおたまじゃくしを食べているらしい。
そして今日はサギも来ていた。ベランダのすぐ近くをバサバサと飛んで行ったけど、あれだけ大きいとちょっと怖い。
前回は息子の幼稚園時代の思い出について振り返りました。今思えば、幼稚園に入園するという事は子どもとの信頼関係を築くはじめの一歩だったのかなと思います。
通園時間は徒歩30分
我が家の2人の子どもが通った幼稚園はキリスト教系の幼稚園。大人の足で歩いても30分位の道のりだったから子どもにとっては大分遠かったんじゃないかなと思います。
入園したての頃なんて、園での滞在時間なんてほんの数時間なので、朝送り届けて帰宅すると、もうお迎えに行かないとって感じで私自身も全然落ち着けず、入園する前より忙しかった。
もっと近い幼稚園もあったけど、私がその教会の教会員だったので他の幼稚園に行かせる選択肢はありませんでした。
教会の牧師が園長先生だし、幼稚園の先生は子どもが産まれる前から知っている青年会のメンバー。そういう意味では全く初めての場所に行く訳では無かったけど、やっぱり不安はありました。
子どもの足だと40分くらいの道程を、私は車の運転が得意じゃないし、一応徒歩で通園する規則になっていたので毎日歩いて通いました。
おかげで我が家の子どもたちは健脚です。
そんなちょっと遠かった幼稚園、ある時牧師に言われた言葉は今でも忘れません。
朝、家を出て幼稚園に着くまでの時間と、お迎えの後お家に帰るまでの時間、その時間こそが子どもにとって幼稚園に通う意味のある時間なんだそう。どういう事かというとその時間は自分の為だけに保護者が作ってくれている大切な時間だということを子どもはちゃんと認識しているんですって。
朝、登園してから楽しく過ごせるのも、ちゃんとお母さんやお父さんがお迎えに来てくれるっていう安心感があってこそ。安心して帰る場所があるから新しい世界へ羽ばたいて行けるんだそうです。
毎日の送り迎えは大変だったけど、まだまだゆっくりとした時間を過ごさせてあげたい年頃。
大きくなると時間に追われる生活になってしまうことを考えたら、しっかりと子どもに向き合える貴重な時間だったと思います。
幼稚園はお稽古じゃないと思う理由
最近では英語やスイミングなどのカリキュラムを取り入れている幼稚園が人気です。
息子の通った幼稚園は何もしない幼稚園で、1週間に1度、体操の先生が来て楽しく身体を動かすだけ。それ以外はほんっとに自由。多くのキリスト教系の幼稚園とはそういう教育方針なのかも知れません。
英語が話せるようになってくれたらいいなぁと思う気持ちもとっても良く分かるし、幼稚園でスイミングをさせてくれるならわざわざお稽古に行く手間と費用も掛からないって思うのも当然。
そのプログラムにしっかりとついて行ける子どもならいいけど、息子だったら幼稚園嫌いになってしまっていたかもとも思います。
早くから英語に親しむ大切さはその通りだと思うけど、本人が本気で勉強を始めてからだって全然遅くないとも思う。
娘みたいに留学すれば外国人恐怖症だってすぐに克服できるしね。
小学校に入ったら否が応でもスケジュール通りにしなければならない生活になります。せめて幼稚園の間は好きなだけぼんやりしていられる時間を用意してあげられたらと思います。
子どももお母さんも楽しんで
息子と娘、2人合わせて5年間通った幼稚園。子どもより私の方が楽しい思い出がいっぱいだったかもと思います。
もちろん子どもにとっても楽しい毎日だったと思うけど、本人は結構忘れちゃってるからね。
この春から幼稚園に通う子どもを持つお母さん、幼稚園のママ友作りに不安を感じている人も多いと思うけど、きっとずーっとお付き合いが続く素敵な出逢いも沢山あるはず！
幼稚園は保護者が選んで決めている、つまり似たような考えの保護者と子どもが集まっていることが多いです。
ここで出会ったママ友とは、人生最後の本気の友達になれる人たちかも知れません。
それまでの友達ももちろん大切にしつつ、幼稚園のママ友とはずっと子どもの年齢が同じなので悩みを共有しあえる仲間です。
小学校に入学するとクラスメイトの名前も保護者の顔もすっかり分からなくなってしまうもの。
もちろん、その後の人生でも素晴らしい出逢いのチャンスは沢山あるけど幼稚園のママ友はちょっと特別。
入園式まで少しの不安を抱えつつ、でもきっと楽しいことの方がいっぱいだから、どうか安心してその日を迎えられますように…
それでは、本日も良い1日にしていきましょう！
コメント