ここ数日、春を感じる郵便物が多い。といっても嬉しいお便りじゃありません。先日の固定資産税の納付通知書に続いて、国民年金保険料納付書が届きました。
こちらも先日受け取った健康保険料納付書と同様に、夫が会社員になったので支払う必要のないものですが、なんてったって案内書と納付書で18枚くらい入ってる。私と夫の2組分もあるので相当分厚い。単純に紙がもったいないし、毎年思うことだけど、ほんと年金事務所って仕事早いよね… 子どもが20歳になった途端、すぐに保険料納付書が送られてきたし、春には毎年、学生免除の申請をするのも手間だったのを思い出した。
早期退職後の流れ
夫は昨年の8月末日をもって早期退職をしました。会社都合の退職です。会社都合の退職とは、離職票をハローワークに持参し、手続きをすると待期期間の7日を経過後から支給されるというもの。
都合の退職はハローワークで手続きを済ませてから2カ月と7日の待期期間を経ないと支給されないというものです。
でも実際に失業給付金が銀行に振り込まれるのはもっと後の話。支給開始から約1か月後くらいにようやく銀行に振り込まれます。
勘違いしそうですが、支給と受給は違うんです。
最初、私はぼんやりと会社都合での退職だから、失業給付金もすぐにもらえるんだと思ってました。
会社にもよると思いますが、まず肝心の離職票が届くまでに数日掛かります。これが無いと何も進まなくて、年金の手続きも出来ません。我が家の場合、離職票が届くまで1週間ほど掛かりました。
ようやく届いた離職票でしたが、9月はなんだかんだと忙しくてハローワークに行けたのは20日も過ぎた頃だったと思います。
そこでようやく手続きを済ませ、7日間の待期期間に入りました。そして初の支給日が10月の27日。退職してから約2か月後です。
会社都合の退職の場合は失業給付金はすぐに貰えると思っていた私の予想とは裏腹にかなり長い時間が掛かりました。
失業給付金 7か月の総受給額
10月27日 ¥143,724-
11月19日 ¥191,632-
12月17日 ¥191,632-
1月14日 ¥191,632-
2月14日 ¥191,632-
3月11日 ¥191,632-
4月4日 ¥109,504-
総受給額 ¥1,211,388-
3月の時点で、4月からの再就職は決まっていましたが、3月31日までは無職です。その分は日割りで4月4日に支給していただきました。
さらに、再就職のお祝い金が出るとのことですが、こちらは再就職先での証明書が必要となります。必要書類を用意して、申請してからの給付となるので恐らく1か月ほどかかるのではと思っています。振込を確認したらまた改めてお知らせします。
退職後の支出ラッシュ
7か月間で120万円ほどをいただきましたが、その間に支払った社会保険料も相当な金額になりました。
退職後すぐに市民税・県民税の納付書が届き、国民年金の保険料の納付書、健康保険料の納付書ともう振り込め用紙だらけ。
めちゃ気が滅入りました…
・市民税・県民税 ¥120,000-
・国民年金保険料 ¥230,920-
・健康保険料 ¥287,280-
総支払額 ¥638,200-
失業給付金は120万円ほどだったので、これらの社会保険料の支払い額を引くと生活費として使えるお金は¥573,188-です。
この生活費を7か月で割ると1か月¥81,884-となります。今、計算してみて初めてちゃんとした数字を確認したけれど、1か月8万円じゃ生活は出来ないですね…
退職直後はほんとに社会保険料に関する支出が多くて驚きました。手元に余裕資金がないと、いくら会社都合とはいえ、うかつに退職もできません。
退職自体を否定する気持ちはなく、むしろ退職したいならさっさと退職すればいいと思う派ですが、その後すぐに必要になるお金は決して少ない金額ではないという事だけはお忘れなく!
それさえ備えておけば、いつでも安心して退職できますよ!
それでは、本日も良い1日にしていきましょう!
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