HbA1cって何？　＜ 糖尿病について＞

HbA1cって何？　＜糖尿病について＞

糖尿病の家系

私の場合、20代の頃から長い間鉄欠乏性貧血でした。それまで健康診断の血液検査の項目であるHbの項目がいつも要経過観察となっていたけれど、その他の項目では健康だったのでHbA1cを気にしたこともなければそもそもそんな言葉も知りませんでした。ですが、貧血が判明したのと全く同じ時期、つまり妊婦健診時の尿検査で糖が出たことがありました。尿検査の前にジュースを飲みすぎた訳でも無かったのですが…
「その時先生から訊かれたのは家族に糖尿病の人はいますか？」でした。私が幼い時に母の父が糖尿病で亡くなった事を聞いていたのでその事を先生に伝えました。「先生は家系なら、これから気を付けて行かないとね」みたいな事をおっしゃったと思います。当時20代の私にはあまりピンと来ず、ふーん位にしか思いませんでしたが
妊婦健診の度に糖が出ても困るので甘いものは食べないように気を付けて過ごしていました。
その頃の私の糖尿病に対する知識は甘いものを食べちゃいけない！位しか無かったのです。結婚してから知ったのですが、母は40代に入ってから疲労感に悩まされるようになり、内科を受診したところ糖尿病に気を付けるように言われたそうです。そんな話も全く知らなかった私。妊婦健診で糖が出たことを母に伝えて初めて母の状態を知りました。主人の母は栄養士だったので主人の母にも相談しました。妊娠中の私の家へ母が遊びに来た時の話です。お土産に菓子パンやドーナツを買って来ていたんですが、それを見た隣に住んでいる主人の母は苦笑い。「これ、誰が食べるの？かなるさんもお母さんも食べたらいけないものばっかりじゃない」と言われたことがありました。母も自分なりには気を付けてはいたんだと思いますが、そもそも高カロリーで甘いものが好きで食べてしまうんですよね。その積み重ねが今を作っているんですけどね。自分の「好き」に抗うのってほんと大変な事なんです。

HbA1cと空腹時血糖値

去年の健康診断ではHbA1cは5.9
空腹時血糖値は97でした。
この5年間程、この２つの数値にそんなに違いはありません。
毎年の健康診断で必ず指摘されていた貧血が改善されたと喜んでいたら、突然、同じ血液検査で分かる糖代謝系項目で引っかかるようになってしまったのです。
先生からは、今までは貧血のせいで正しい数値が隠れていたのかも知れないみたいな事を言われました。

取り組んでいること

健康診断では要経過観察で済んでいる今、母も私も特に治療などはしていません。私は特に太っている訳でもなく肥満度も-14位。食事制限は望ましくないので、食事内容に少し気を付けています。それは減塩です！
高血圧の話でも書きましたが味噌汁の味噌の量を減らしています。お味噌汁1杯分120cc のだし汁に味噌８gってやつです。いやぁほんと、全てが繋がっているんですね。もちろん運動もするように言われていますし、しない理由も面倒だからと変わっていません。そんな私が唯一といっていい取り組みが減塩です。
これだけで全てが改善されるとは思っていませんが、コツコツの力が大きく実を結ぶのを信じて続けていきたいと思っています。それからもう１つ。管理栄養士の娘にとりあえず買えといわれた本1冊を紹介しておきますね。
「糖尿病食事療法のための食品交換表」です。娘も持っているのですが、自分のを買ってよく見るように！と言われたのでメルカリで購入しました。¥900-+税とそんなに高くはないですが、フリマサイトなどで安く手に入れられます。正直たまにしか開きませんが、1冊あると心強いかも知れません。

それでは、本日も良い1日にしていきましょう！